遠い約束
宇宙戦艦ヤマト』という、1970年代に放映されたアニメがあり、その、 ファンの考えたタワゴトを、物語に書いたものです。 しかしながら真剣なタワゴトで、物語として、本編からは独立しています。 此処の山本明(戦闘機隊員)は、かなり特殊な設定(Original)です。 同隊員のファンの方、艦載機隊のファンの方、ヤマトのファンで、イメージ を壊されたくないという方、「それはあり得えない」と思う方、このまま、 ページを閉じてお戻りください。 それでも良い、という(チャレンジャーな)方のみ、続きをどうぞ↓ 当艦設定では、山本明の名は偽名で、父方の祖母の苗字を「山本」といい、 彼がその戸籍を本名として取得するのは西暦2231年になってからです。ただし 訓練学校で用いられる名は、理由さえあれば融通が効いたようです(という設 定・・・これはパラレル・Aの森拓海にも適用されています)。 大河明――13歳。 著名指揮者にしてチェリストだった父・昇一とヴァイオリニストである母・章子の 血を受けた天才。 長兄で、後にヴィオリストになる弟は透夜、末の妹が和佳。 その明少年は13歳、私立の中学校に通う、個性的な優等生である。 のちの性質の萌芽はすでにあるが、まだ普通の(?)中学生。そして世界 には遊星爆弾が最初の傷をつけ始めていた。日本はまだ、その事実を知らし めていない時代・・・。 相当な特殊設定の彼が、どのように戦闘機に惹かれ、それに乗り、天才と 呼ばれ、のちにヤマトの主要メンバーとなっていくか。そしてその後は。 作者に完全にエコヒイキされている山本明くんの、「それでもいいです」な方 のみ、この先へお進みください。 もちろんこの設定は、NOVEL 『PAUSE〜遥か地球を望んで』にも引き継がれ ています。 教室、夏休みの青い空、補習、試験。 そんな、普通の中学生の日々は、終わりを告げようとしていた。 早熟な少年は、ひとより早くそれに気づき、その道を歩み始める…。 written by AYANO,F in 2008−−all rights reserved.
|