次世代>YAMATO'−Shingetsu World:KY題100(KY・No.67)より



butterfly clip蝉時雨


・・ある夏の日・・


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「古代進と森雪百題(新月ver)-No.67」
【蝉時雨】より
(from 2007, Nov)


bluemoon clip


= はじめに&ご注意など =



 おはようございます。
 (とはいえ、そちらは午後ですか? 夜でしょうか)
 綾乃@新月の館 でございます。


 「地球連邦図書館 図書館の果て分室」第4回ブックフェア へようこそ!


 この“ブックフェア”は内容を“ヤマトに限らない”としているのが特徴ですが 今回も、管理人・ポトスが偏愛する真田工場長の声をアテておられる“青野武さん 勝手にお誕生日祝い(6/19)”から、“梅雨/雨・紫陽花の季節”という切り口で 皆さまで勝手に盛り上がるブックフェアを開催中です。
 さてここに短編「蝉時雨」を掲載させていただくことにいたしました。
 現在、作品発表サイトを持たないワタクシとしては、「ブックフェアのたびに旧作の再掲 およびリメイクおよび未発表作品の収載」ということにしておりまして、その一環、と いうことになると思います。


 この作品は、短いですが、オリジナル・キャラクターしか登場いたしません。
 設定としては2人とも“古代進の息子たち”なのですが、『復活篇』を機にそれらの存在は 否定されておりますので、完全なオリジナル・ワールドということになります。 こういうお話は好まないという方は、すみやかにお引取りくださいませね。


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 さて。……御用のおありの方だけになりましたか?


 最近、古い話の仕上げに凝っております。この「蝉時雨」もその一遍ですが、 未完であったものを昨年後半くらいから仕上げにかかっておりました。
 中でも一番手が届きそうに思ったのが、“古代進&森雪ファンのための100のお題−shingetsu版−”であったりします。
 このお題は、いつの間にか気づいたら70突破して、ところが80からが長かった。 完成していない話が併行して10本はあるという状態のまま、それでも結構お読みいただく 機会の多い作品群です。(「カウンタ0が三日続いたら下ろそう」と思っていたのですが・笑)
 現時点で85がほぼ終わり、書き始めたものを含めると99(「お正月」だけが未着手)となります。 となれば、コンプリートしたいのは人の常(笑)。さてあと1年くらいでイケるでしょうか。


 別の話になりますが、昨年12月、本編『復活篇』が発進し、宇宙戦艦ヤマトの世界は 新たな時代を迎えたと思っています。それを機に改めて“ファンたちの世界”へ戻ってこられた “同志”方々も多く、“共に応援していきましょう! えいえいおー!!”だったり(もしくは その反対だったり)しますが。そんな流れの中、最近になって“新月”wolrdをお訪ねいただき、 お読みいただいた方々が結構いらっしゃいます(。ありがたいことです(_ _))。
 新月サイト閉鎖後のことでもあり、indexの整理が終わっていないこともあり、なかなか 弊worldのあれこれを読みたいというありがたいご希望にお応えできないこともしばしば(リクエスト してみてくださいね〜(^_^)>皆さま)です。


 いろいろな希望の方がいらっしゃいますし、特徴的なのは“古代進ファンが多い”という ことで、これはなかなか意外なことでした。ウチは「航海班」but客観的には「艦載機隊サイト」 なのだそうで、もちろん作者は古代くんにはLove♪ですが、“古代ファン”というわけでは ありませぬ、と思うからです(だから客観的に書けるのかもしれませんが)。


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 一連の話の中で、出番はとてもとても少なかったのに結構、人気抜群だったのがこの作品の 登場人物たち、、、つまり、三日月−新月world的古代進と森ユキの子どもたち=守jr・聖樹・唯 でした。
 ワタシ的にはもちろん可愛い子どもたちですが、びっくりするくらいご反響いただきまして、 現在は守くんが駆逐艦艇長になったあたり(24歳くらいですかね)の続編を執筆中ですが 兄弟して親父の跡を継いでしまったために、彼らを書こうと思うとどうしても戦闘シーンとか 宇宙に出たりなんかするために、なかなか筆が進みません。もう少しお待ちくださいね>某様 ほか皆さま。


 ということで、今回は古代守(叔父の名を貰った長男)とその四つ年下の次男・聖樹(せいじゅ) の話です。珍しく地上です(笑)。
 守は幼い頃からいろいろな話にちょくちょく登場し、まるで一人っ子のように新月worldの 古代夫妻とともに存在するのですが、下の2人はある時期から突然、画面に登場します。 その“謎”について書いてくれというリクエストは本当に多いのですが、全部「ごめんなさい」 させていただいている。…というのは、実は古代聖樹はふるいキャラでして。長編用・・・本来 『さらば…』が無かったら書くはずだった続編用のキャラクターだったからです(その場合でも 長男・守は存在しています)。
 このworldでもその設定は生きていて、ですからわがworldには2210−2211年の古代進・森ユキ あたりの活躍は出てこないのです(遠くアンドロメダ星雲あたりまで出張しとりまして)。


 とはいえ聖樹は今後もSFっぽいオリジナル短編には登場します(「落日」もその一つ)。
その次男坊と父・進の関係について、少しでもこれで答えになっていればよいな、と思いますし 兄・守くんの成長しつつある姿もご覧いただければ幸いです。


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 では。お楽しみいただけましたら嬉しく思います。


2010年6月 綾乃・拝


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