雨の夜−もう一つの記憶
記憶が、混濁する。 俺は、誰だ?――。 〔あり得ない話〕です。 そして、「あったかもしれない、話」 パラレルワールドともいえるし、そうでないともいえる。 佐々葉子の、恋の話――といえるでしょうか。 三日月サイトの「宙駆ける魚」 と 「宙駆ける魚・2」 をお読みでない方には なんのことかさっぱりわからない話になるので、もしよければ ご一読いただいた上で、読んでみてください。 ナンセンス、と思うか。 それとも、別の感想をお持ちになるか――。 ヤマトの時代を背景にしています。白色彗星戦があり、ヤマトは訓練生を乗 せ、航海に出た先で、イスカンダルとガミラスの悲劇に遭遇します。 できれば、「宙虎3・MISSON」の前半までお読みいただくと、背景がよくわ かると思います。 ですが、正統的ヤマトの話ではありません――地球での、話です。 ご興味のない方、および、そういうお話が苦手な方は、 お読みにならない方が賢明だと思います。 もしお読みいただく場合は、ご自身の責任にて、どうぞ。 歓迎いたします。 雨の連れて来た、 こんな、片隅に置かれるべく妄想、 なのかもしれません。 よろしければ、ご感想などいただけましたら、幸いです。 綾乃(November 2006) |