▼「兄と弟」・ポトスのまえがき
こんにちは。宇宙図書館管理人ポトスです。
この度は、PETIT BOOKFAIR No.4「紫陽花の季節に」にお越しくださいまして、 ありがとうございます。
さて。綾乃さまによる新作「兄と弟」です。
航海班の方も、戦闘班の方も、きっとご自分のお好みの組み合わせを思い描かれたことと 思いますが、今回は戦闘班の方に喜んでいただけることと相成りましてございます。
古代進は困っていた。
はぁ、とため息をついているのは○○の部屋。――ほかにこんな愚痴を言える相手は いない。
時期は『新たなる旅立ち』帰路、ヤマト艦内。
優秀な兄貴を前に、戸惑う古代進艦長代理の姿あり。その彼が愚痴を言いに訪れる相手とは、 さて誰でしょう?
古代進はすでに少年ではなく、大きな戦を二度戦い抜いてきた戦士です。
その彼が、ふと振り返り、自分や周囲を改めて見つめ直し、そして確実な一歩としていく。
そんな姿をお楽しみいただけること存じます。
そしてまた、古代に寄せる周囲の想いのあたたかさをも感じることができるでしょう。 これは富山古代の魅力なのではないかと、私には思われました。
どんな古代くんか楽しみではありませんか?
どうぞ、その期待のままにページをめくってください。
綾乃さまの物語は、決してその期待を裏切ることはないでしょう。
さあ、ご一緒に新月worldへ参りましょう。
−−16 JUN, 2010・宇宙図書館 管理人・ポトス 拝
▼綾乃のごあいさつ
ということで、綾乃です(_ _)。
え? いいから早く読ませろ? はいです。
ここのところ、どうやらワタクシ個人的にも“古代進”ブームのようなんですよね。 『復活篇』を機に、周りに新しいオトモダチが増え、それが皆さま古代進ファンだったり して。もちろんネットからご感想をいただくようになった方々の熱心なお勧めもあったり。
いやぁ皆さま熱いです。……自身の5年前を見るようでして。
このオハナシは、4年前に書き始め、年に1章ずつとか書いて、途中で2作に分解し、 さらに今回残りを書き直して仕上げた、、、という、非常に手間のかかっている話です。 オリジナル・キャラは桜井(章人)という、坂本の代のCT隊員が一人(名前だけ)出るだけで あとは第一艦橋近辺で物事は行なわれます。
白色彗星戦直後、『新たなる…』の時期です。詳細は「あとがき」に譲り、まずはお読み ください。
“古代進七変化”にしよう、なんていったのは一種のシャレですけど。何故“七変化”なのかは ポトスさんの「あとがき」にあります。
では、よろしければ、どうぞ。
綾乃・拝