古河大地について tales  [・・spring 2010・・]

(susumu) (daisuke) (yuki) (akira) (yoko) (shiro) (BT/CT) (daichi)

= オリジナル・キャラクター主役による『宇宙戦艦ヤマト』worldの新月版・作品群です。お厭な方、
イメージを壊されるのが厭という方、などはこの先はお読みにならず、撤収してください。=
= また、物語の性質上、一部に極道な表現のものがあります。通常“小説”として表現可能範囲
と考えていますが、お読みになる方はご自身の責任においてお読みください。
(R表現、BL的設定、残酷なシーンなどを含みます。それぞれ注意書きがあります)=

時代
タイトル/副題
出自
初出
 

★ご注意
アイコンのものは現在読めません
アイコンは、大地は大事な役割を果たしますが、主役でないものです
以下、バラアイコンの数が多いほど濃厚
LOVE度高し。H系表現があります   BL表現・男同士の××とかあります
少々表現が残酷です

 
古河大地、登場
 ・ガミラス戦後、月基地へ配属になったCT隊新兵
【ヤマト2 】
・・・白色彗星の破壊と来襲・・・/ガトランティス戦
 
宙駆ける魚・2 NOVEL 2005-20 Dec
戦後に倦む月基地。CT隊は加藤隊長の許、強い結束を保っていた。その第二基地・山本明司令の許に配属された新兵・古河は小柄で気が強く腕も良い新兵のリーダーである。そうして宇宙からの声に応えヤマトとともに飛び立った先には……史上最悪の死闘が待っていた
希望−地球向かう艦の中 「Crescent100-2005」よりNo.41 2006-21 May
憧れて憧れた女性・佐々葉子は戦闘機隊の先任で同僚。死地へ向かう艦の中、大地は命がけの告白を試みるが…かの人には想う相手がいた。戦いの中、命を燃やしてヤマトは戦う
救命艇から NOVEL/「Cresc100-2006」No.54 2007-17 Oct
ガトランティス戦から生還したのはわずか19名。大切な人々も、慕った上官も失われ、ただ3人残されたCT隊員として大地はそのすべてを見届ける。最愛の人の嘆きを目の当たりにし、重いものを背負い、その後を生きる決意を秘めて…
 
短編集:ヤマトの時代に
 ・気が強くて有能な新兵、CT隊員修行中!
絶対反対! 「KY(進&雪)-100」よりNo.23 2007-24 Sep
信じてる 「KY(進&雪)-100」よりNo.39 2007-29 Sep
幻想desert−YOSHIOKA 「2ji 100-2007」No.09「砂塵」 2007-15 Nov
−MIYAMOTO− 「Cresc100-2006」No.52 2007-15 Nov
 
古河大地についての記録
 ・デザリウム植民地時代。地上に残され闇の時を生きる
【永遠に…】
・・・ある夏の終わり。突然に暗黒の日々が始まった
 
闇と光−dark and light 「Cresc100-2006」No.19「暁」 2007-01 July
  突然、それは起こった。訓練学校の教官として学生を護り、機密を守り、そうして生き延び、捉えられた日々。敵の捕虜としての毎日は刻まれ、犯され、苛まれる時間を耐え、遂に暁はやって来る。再び銃を執り、大地は戦えるのか!? 彼を変えたその日々を語る
地の底(仮) 番外 《未発表》
捕虜時代の時の記録:敵とは何者か? 何故、こんな拷問を加えるのか? 大地を囲った将軍の正体は? そうして殺されていった人々の叫びや慟哭を目の当たりにし、戦いの本能は裡に積み重ねられていく
-colony−間の時代 「Cresc100-2006」No.37「追憶」 2007-03 July
捕虜となり心身ともに傷を受けた大地は、遠隔地への赴任を希望する。任期は2年…前線の吹き溜まりで男たちと過ごす彼の許に地球の危機!の報が入る。ヤマトは? そうして彼はどうするべきなのか。ある出会いを経て自分を取り戻した彼は、ある方策を採るのだった
【ヤマト3 】
・・・太陽膨張・第二の地球探査、ガルマン帝国vsボラー連邦
 
帰還−これからも… 「Cresc100-2006」No.13「帰還3」 2007-06 July
  ヤマトは約束通り迎えに来、大地は第三代戦闘機隊長・加藤四郎の許、ヤマトへ帰参した。コロニー時代の部下2人と、桂木陵を伴って。新たな環境、古代進を艦長に迎え、新ヤマトはどこへ向かうのか。第二の地球を求め、新しい生が始まる
 
その後の古河大地:短編にみる
 ・戦艦アクエリアスに勤務、古代進の許で宇宙を飛ぶ
木星の向こう宇宙の果て 「Cresc100-2006」No.62 2007-11 Aug
木星の向こう宇宙の果て
【EPI】
「Cresc100-2006」No.62
 「故郷離れて」より
2007-13 Aug
  戦艦アクエリアスの組編を預かる副班長・佐々葉子。先任騎兵の小諸隊長からのアプローチに辟易しつつ元気に星の海を渡る。艦長・古代との友情と信頼、離れた恋人への想い。近くで支える同志・古河らの力を得て、一つの航海の中、小さな事件が起こる★エピローグにて大地登場。大切な女・葉子を悩ます小諸に大地の報復と脅しは利くのか!? 少々ダークなので直リンクされていません。こちらからどうぞ
遥かなる(木星の空) 「Cresc100-2006」No.47 2007-03 Aug
  高階美歩、ガニメデベースに務める嘱託医。現在は古河大地の情人? いやそんな仲じゃないわね、友人のような同志で、そしてセフレ。戻るたび、だけどヤツは部屋へやってくる。気まぐれな鳥、だけど魅力的な男。だが何か抱えている、だから執着しない。…大地の2008年頃を描いた短編
時のはざま−後の時代 「dix-n 4-09・背中に爪を」 2007-07 July
  突然のNAYUTAと真田チームの寄航。呼び出され、桂木と再会し動揺する大地に、衝撃の事実を告げる。大切な恩人、自分を愛していると言ったまま、去ったのは自分の方か!? 時を経ての再会に、運命は手を差し伸べる
命の番人 「dix-n 4-07・運命だと思う」 2007-15 July
  ガニメデで共に暮らし始めた大地と陵。帰属意識を持たず、死地とものともしない戦艦乗りに命を楔を打つのが自分の役割と陵は告げる。それを受け止め、なお女神を愛する大地だが…
 
その後の古河大地:番外編
 ・戦艦アクエリアスに勤務、古代進の許で宇宙を飛ぶ
春の日の… 「Cresc100-2006」No.41 2007-07 Sep
  桂木の留守宅に突然の闖入者!? 当惑しながらも親父と暮らすと言い張る意地っ張りの太一少年と、大地は共同生活を試みる。宇宙で生きること、健康な精神と強い意思…大地の生き様から“父親の男の愛人”なんか許せるかと息巻く少年も、少しずつ変化が見え…太一少年が飛び込んだ、とんでもない新しい人生を描く
 
短編集:完結編後
 ・戦中派の生き残り。一匹狼の戦闘機乗り・古河大地
【 完結編 】後・・・短編 :Friend・・・
試験航海 「Crescent100-2006」よりNo.31 2006-06 Oct
幸運の神 「KY(進&雪)-100」よりNo.77 2009-16 Jun
・・・戦いに生きる・・・
祝祭 「Crescent100-2006」よりNo.01 《未発表》
北欧基地は戦闘機隊の地上部隊を擁する唯一の基地。突然、呼び出され、ある作戦に従事する佐々と古河、だが味方のはずの女性部隊・ワルキューレの真意は? そして基地の真の目的は何!? 佐々を守り共に戦う彼に誘惑の手が伸びる
(靴音)奪回 「Crescent100-2006」よりNo.46 2007-30 July
  戦神・古代進艦隊司令の長男・守が誘拐された。しかも、長きに亘る敵・グリュンヴァルトの手に。特別任務を負い、佐々葉子と古河大地は敵基地潜入を試みる。果たして守を奪回できるか!?
     
・・・友・恋人・生徒たち・・・
手紙・3
2009-Jan・下記Rものより改作
2007-03 Oct
手紙・3r    
久々の休暇…の予定が、臨時での地球からの呼び出し。恋人との休暇をフいにして、大地は訓練学校の臨時教官として派遣される。そこで出会った学生は、兄が世話になった、と近づいてきた。デザリウム時代の秘密を知る相手に、警戒と慙愧を胸に大地は…。バレンタインネタでもあります。「3r」はモロなシーンのある [Rもの]ですが公開予定は未定
       
 
短編集:「黒い月」より
 ・“わが生涯の女神”−−葉子は俺が守る
君もまた誰かの番人 「君を見つめる10」-04/AD.2205 2008-16 July
  「命の番人」と誰が言ったのだか。命がけの任務の最中、ふと洩れる笑みは、信頼の証。「気楽に行こうぜ」と言ってくれ預けられる男が背を守るからだ。…不変のコンビ、そうして作戦は遂行される。成功した時くらいは、酒を酌み交わそう。言葉も要らない
君の手が頬に 「君を見つめる10」-05/AD.2205 2008-26 Aug
  規律を守れないヤツも愚かなヤツも要らない。時には体罰もアリの厳しい上官・佐々葉子−−だが彼女の真意は!? まだ若いからか、それとも。粕壁に理解できなくともそれを知る男たちはいる。その指が頬に触れる、それだけで熱を持つ
爪は赤を得るか 「暗黒系10・2」-05/AD.2210 2008-25 Jun
  薮内海(かい)…ガニメデ基地・技官。ちょっと気になる男あり、古河大地という戦闘機乗り。ちょっと関係もあったりする、だけど互いに仕事と…自分が大事。こんな夜は星を見上げ、発着する便を見ている。だから? 人恋しくないのだろうか、あの人は。。。
 
君の瞳・・閉じて 「君を見つめる10」-10/AD.2245 2008-16 July
君は耳を塞ぐ前に 「君を見つめる10」-06/AD.2245 2008-19 Aug
君は縋りたくないと 「君を見つめる10」-09/AD.2247 2008-25 Aug
永遠(とわ)の始まり

「君10」-09・エピロ-グ/AD.2252

2008-25 Aug
     
 
流れの中で 「Cresc-2006」No.39/AD.2208 2007-01 July
  「俺は一人でいい−−」強がりでも何でもなく、淡々と古河大地は戦闘機を駆る。信頼し命預けた友・上官である古代進の許、盟友・宮本暁の部下として。望むのは戦乙女・佐々と共に、彼女を護って。それに疑問もなく不満もなく…ただ宇宙に生きる。古河大地、戦艦イサス戦闘機隊員、大尉
蒼き空から 「Cresc-2006」No.42/AD.2232 2007-02 Oct
  わずか1年。十代だった頃、慕った上官。あの戦いの露と消え、宇宙の果てから還る。再会した大地は献身的に尽くすが、機密に囲まれ、それは様々な波紋を呼ぶ
−惜別− 「2ji 100-2007」No.39/AD.2239 2007-03 July
  宮本暁・60歳、宇宙戦士・現役。最愛の妻と子、地位も高く尊敬される将でもある身だが…俺は、宇宙へ還る。まだ動けるうちに、そうして星の果てで、懐かしいヤツらと逢い、また約束も果たすのだ、と。三度旅立つのは何故か。そうして彼を見送る大地もまた…
--last update 23 Jan, 2010 

 

[番外編]短編集:戦士のお仕事
 ・無口で有能な“職人”戦士:なんで俺が!? :プチパラレルあり
 
・・・指揮官として、教官としても有能。そして何故か、イロゴトも得意!?
都市と瓦礫  ある惑星 2008-17 Sep
[Rもの]です、ご注意! 作戦は失敗に終わり、その星は壊滅の危機を迎えた。データを奪取し、生還せよ。それは、罠だと知った時、すでに羽山と古河しか生存者はいなかった。死地を抜け、作戦を遂行していく古河に羽山は心酔する。どこまでもついていく、それはある種の感情を含んでいたが…。暁の太陽が昇る
秘密任務 地球…おそらく 2009-?? Aug
本当の所属も、どういう人なのかも知らない。ただ何度か、呼び出され短い任務を請け負う相棒。だが自分はこのひと=古河大地に惹かれていく−−仕事だけではない、その人柄と、能力と。何かしら裡に抱えるものに。再び作戦が指示され、その日、boxで再会する
鳥獣戯画 ガニメデ基地にて:プチパラレル 2009-?? Dec
「なんで俺が!!」 いつまでも1戦闘機隊員でいられるはずもない…重要な政治的場面に、その人脈を買われ裏工作を請け負う大地。盟友・ルーイと共に赴くが、そこで待っていたのは意外な展開だった。どこまでが地球のためだと!? 人と人との出会いと真理が宇宙を動かす
 

 

背景画像 by 「DreamFantasy」様

 

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古河大地についての記録−−新月の館・別館 [宇宙図書館収蔵]index
ひとこと

 2005年11月から2008年10月まで。約2年10か月の間、「宇宙戦艦ヤマト」関連の二次小説を書き綴りました。その一部をArchiveとしてウェッブ上に残しておこうとした時、「物語の綴りがわからなくならない最低のもの」つまり、Novelに置いた本編ともいえる物語以外は、ほとんど収載しなかった。しかしその後、少しずつ、「お題」で綴ったサイドストーリーや短編、またサブキャラものなどオリジナル性の高いものについては、いくらか整理しなおしてアップしてあります。
 当worldのオリジナル・キャラクターとして主役と設定したのは2人。佐々葉子宮本暁、いずれもヤマト第一航海から搭乗した戦闘機隊員です。(本編登場のキャラクターの中で、当艦オリジナル設定の2人−−加藤四郎山本明も重要人物ではありますが、またそれは別の話。)…そんな中で、出番は多くはないものの、一つの物語を編み、重要な人物として焦点を当てられた隊員がさらに2人います。艦載機隊員については、一人一人に物語があり、人生があr、というスタンスで書いてきましたので、もちろんそれぞれの人にそれなりの物語はあるのですが。主役級と深く関わること、また加藤三郎や山本明、さらには佐々葉子との関わりにおいて、この、「ヤマト2」=うち的には「宙虎2」から登場した彼・古河大地は、中でも特異なキャラクターだったといえます。読み手の方に育てていただいたキャラでもあり、反響の深さは他を凌駕して、愛していただいた人物です。

 『永遠に…』を描くことは、どうしてもある程度、残酷な話にならざるを得ません。古河は、それまでの愛すべき生意気な少年士官から一転して人生の辛酸を舐めた戦場帰りの男として、ヤマトの仲間とも一線を画するようになります。しかも白色彗星たった3人のCT隊生き残りとして…。その「影」の部分は、私の他のキャラクターには無いもので、必然、書きやすく、つむがれた物語は多いものの、表に出せないものも多く、リクエストは少なからずあっても、なかなかまとめることができませんでした。「ヤマトのウェッブ」というしがらみから離れ、2009年秋、「地球連邦図書館 宇宙の果て分室」がオープンした際、いつかは「下弦の月・五扉」を復活させて、まとめて掲載したいと思っていました。
 もちろんこれがすべてではありませんし、まだ掲載方法を悩んでいてリンクしていないものもあります。しかし、整理してみると結構、多いようで少なかったなぁと思いながら。お読みいただき、ご感想などいただければ幸いです。

◆ ◆

 2009年5月から7月にかけ、三日月小箱 と新月の館は完全に分離し、その後の共同作業は打ち切ることとなり『新月読本』という小冊子での「宙駆ける魚」シリーズおよび「古河大地別冊」は、どうやらすぐに発行できそうにもありません。今後も少しずつ書いたものはまとめていくつもりですが、まだこれでも半分くらいなのです。ただし、古河を形作る物語はすべてここに収蔵されていますので、彼に興味をお持ちいただいた方は、是非お読みくださいませ。

 半分冗談ですが、「宇宙図書館」には、「開かずの部屋」として、宮本暁が常駐(?)している部屋があります。此処に古河は時々出たり入ったりしているわけですが、その経緯は……上記indexのラストにあたる「惜別」をお読みいただければある程度は察していただけるのではないかと思われますが。
 その物語もプチパラレルとして上梓しようとは思っていたのですが、要するに、宇宙の果てでケチな戦いに巻き込まれ、高性能の宇宙船を損傷してしまった宮本は、その修理費用を稼ぎ、体制を整えるために図書館で警備員のバイトをしているわけなんですよ(笑)。異次元の果てですから脱出方法が無いこともあります。柚香や大地は自由に行き来できるようなのですが、宮本くんは落ちた経緯が経緯だけに、方法が見つからないと転送されないんでしょうね。お気の毒。


 “佐々葉子に惚れてしまう後輩の戦闘員”であった古河。降られて終わるはずが、生涯、彼女を思い続け支え続けることになります。そばにいることのできない恋人であり、子どもの父親である加藤四郎の代わりに。そうして、大地は大地で、絶大な信頼を葉子から得ている。恋人以上にね……2人は生涯、ほぼプラトニックですが、こういう男女のつながりもあってもよいのじゃないかと思って書いています。大地をバイ設定にしたのは、彼にも幸せになる権利はあるだろうと思ったからで、桂木陵という存在は、ひょいと生まれたものでしたが、物語の方向性を大きく変えました。
 ともあれ、とりあえずまとまって嬉しいです(^.^)今後ともご愛顧いただければ、幸いです(_ _)。。

 オリジナル・キャラクターのお嫌いな方は、ここにて引き返してくださいませ。

 よろしければ、ご拝読・お楽しみいただければ、幸いです。

−−2010年1月 綾乃・拝

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