- 収容所惑星 -

＝ はじめに／ご注意 ＝

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　皆さまこんにちは。書き手・綾乃です。


　この物語は、当初「新月の館annex」と（もとは「三日月小箱」上で）展開してきた TVアニメ『宇宙戦艦ヤマト』の二次小説でした。 本編キャラクターや物語を補完するために登場した、わがworldのオリジナル・キャラクター たちは、ヤマト以外の場所や人脈でも当然、仕事をしたり冒険したりもします。
　中でも、『永遠に…』時代の経験によって特異な戦闘員となった古河大地 ふるかわ だいちは、 “有能な艦載機隊員”としてだけではない・・活躍を、 このworldの中で繰り広げます。


　この物語は、書き手のオリジナルで、二次小説ではありません。
　もちろんヤマトと関係のある話と思ってお読みいただいても、まったく関係なく単なるSF、 と思ってお読みいただいてもOKです。ただしベースには、どこかヤマトの戦ったあの地球と、 太陽系の世界がありますし、その人間関係も持っています。




　大地だいちが作品に登場した時に、一部の方々から ずいぶん熱心にお読みいただきました（。感謝しています）。
　すらりと出来た物語であり、ある種、彼は“ヤマト世界の生贄”でもあります。
だからこそ、のち“それなりの幸せ”も得るのですが、ヤマト完結編（撃沈）直後のこの時代、 まだまだ元乗組員たちは修羅の中にあります。
　島大介を失い、沖田艦長と、魂のよりどころだったヤマトそのものを失った。
　そうして、新しい“古代進の艦”である戦艦アクエリアス就航まで、まだ日がある頃。 隊員たちはあちこちで地球復興のため、激しい・新しい任務に就いていました。


　古河大地が、何故、“一匹狼”でいるのか。
　彼は何故、あんなにダークな面を持ち合わせているのか。それにまつわる噂が 囁かれるようになったか。……そんな、ある種の“伝説”の元になったお話です。


　話としては、「月影（2）−守護星−」の続きです。 彼が何故「“収容所惑星”に送られるきっかけになったか」という事件を描きましたが、 それぞれは別の話。あちらは“番外編”として古代やユキ、佐々葉子らも登場いたします。 ですので、この話とはカテゴラリが別になりますね。




　この物語は、どこもヤマトとは関係ありません。“古河大地の”物語です。
　加えて、作品の傾向に沿ってそうなるのですが、けっこうなエロ・グロでもあります。 （人によってはそう思われる、という意味です。）逆に、SFやハードボイルドに慣れておられる方は “緩い”と思われるかもしれません。 ……ということもあり、公開に躊躇しています。また、物語として書き込み不足、というご指摘も いただきました（拡がりのわりには、ということに解釈しています）。 　ですので、読みたい方＆ご興味のあるはお知らせください。
　それにより、直接URLをお知らせするか、公開するかどうか考えたいと思っています。
ややこしくて申し訳ありませんが、そういうことで。
　もしかして、こっそり別の場所で公開するかもしれませんが。


　なお、長編ですので此処にあるのは全体の3分の1です。残りは分割掲載、前・中・後編の予定です。


　−−2010年11月。綾乃・拝

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