【欲しがる想いに10】より

      window icon 荒い吐息に煽られて。


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= Prologue =
 んっ……こ、ら。だめ、だよ。
こんなところで。やめっ――んっ。

 ぼそぼそとつぶやく声が工場の区切られた一角の陰から聞こえていた。
吐息と甘い囁き……聞きようによってはそう取れるが、がしゃん、と金属音の混じったよ
うな音が入り、うぃん、と次に機械音が小さく空気を振るわせた。
「ほらぁ……早く。してしまって……あぅ」
最後の方は吐息のようにも聞こえ、細面の顔を逸らした横顔は繊細で悩ましい。
――あぁ。すぐに片付けてやるから、待ってろよな。
「いいから。……急がなくても……慎重にやってくれって」
少し不機嫌そうな声が返って、「そう言うなよ…」困ったような声が、また途中で消えた。

 明かりの色が変わり、微妙にその小さな部屋の空気が振動していく。
ひょい、と通りかかった 向坂さきさか が「おい、きっちりやれよ。予備のパーツ、あと真田さんの
しかないんだからな」
患者(?)に顔を寄せていた大柄な男―― 谷 一成たに いっせい は、慌てて体を離すと、無骨な顔を
ちょっと赤くして「あ、どうも…」と言った。
 「――そんな処でイチャこいてると、見つかったらドヤされっぞ? まぁうまくやんな」
「向坂さんっ」叫んだのは、ベッドの上に横になって身動きとれないでいる葉室の方。
「し、してませんって」向坂の部下である谷の方は困って――だが悪びれずにいる。
「……もう、こいつなんとかしてくださいっ。人の弱みにつけこんで…もうっ」
谷は大きな体を小さく縮こませて、そそくさとデスクへ向かう。
「――おい谷。しっかりやれよ? 明日の朝からの出撃時に調子悪かった、じゃ命にかか
わるんだからな?」
「わ、わかってますよぅ――こいつ殺すような真似なんかしませんて」
苦笑いをしながら、それでも機械に向かえば表情は引き締まる。その太い指は、まるでピ
アニストのようにキーボード上を動き、また信じられないような繊細な動作を可能にする
のだ。

 ……どうだ? 
工作班副班長・向坂が行ってしまうと、また谷は少し甘い表情になって、ベッドの上に片
腕を肘から先を固定されて投げ出している葉室を見た。
「あぁ……」ふぅ、とため息のような息を吐いて、少し手指を伸ばしてみる。
「――違和感は、3分くらいだよな」
「あぁ――前のに比べるとカスタマイズされている分、肘の接続リレーションはスムーズ
なはずだ。まぁスペシャル扱いだった最初のパーツみたいなわけにはいかないだろうが」
 ベッドに起き上がって、葉室 聖はむろ ひじり は自分の右手を眺めた。
 ちゅ、とその頬に指が触れて唇にキスが降りるのを、今度は振り払ったりはしないで
やんわりと受け止めると、そのまま目線だけを自分の手に流した。
――義肢……それでも僕は。戦闘機乗りで、ブラックタイガー隊の一員だ。


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= 1 =
 「葉室っ――しっかりしろ。……ユキ。頼む、こいつを」
ガラガラとストレッチャが運ばれてきて、森ユキは頷き「大丈夫、すぐに手術を――先生」
佐渡が「おう。助けちゃるぞぉ――大丈夫じゃ、こいつは元気で、まだ気力もしっかりしとる
からのぉ」
てきぱきと白衣を着けながらうけおう佐渡である。
 痛みに顔を歪めてはいても、「戻る――山本さんっ」と操縦桿を離さなかったやつ。
そのまま空転しつつもなんとか着艦し、血だらけでBTから転がり落ちた。
 「ユキ――腕、飛ばしてるんだ。それと接合部が――特殊だから」山本が言った。
「おおそうじゃ。……こりゃ特殊接合だったの。……ユキ、そのぉ、あいつじゃ。あの
デカいの、あいつ呼んでくれ」
「はい。工作班の谷くんですね」
 止血と麻酔、手術は始まろうとしながら、ストレッチャの上から葉室はしっかりと目を
あけて医師ごしに山本を見た。
「――だい、じょうぶ……です。俺は、死にません……から。あ、りがとうござい…うっ」
「もう、しゃべるな。すぐ治療してもらうから。――な、セイ」
こくりと頷いて苦しそうに目を閉じる葉室は、青白い顔をして、すぐに意識を失った。
山本はじっと目の前で閉じた扉を見つめると、一礼して踵を返し、格納庫へ戻っていった。

 手術室へ入る直前、パーツと工具を持って駆けつけてきた谷 一成は、その山本明副官
の声を聞いてしまった。
 (ん? いま、確かに言ったな。“セイ”――ひじり、って。あの人の名前を)
どういう関係なんだと一瞬に胸を過ぎる。だいたいにして一隊員ふぜいにここまで感情を
露にする人じゃなかっただろう、山本さんは。医務室までついてきてるなんて…。
 だがそれは谷が山本をよく知らないためと、状況の把握が不十分だったからの誤解であ
ろう。――山本は一見クールだが、自分の部下たちへの想いは深い。めったに爆発するこ
ともないが、感情的になる時はその絶対値は大きく、ましてや今。戦闘中被弾した葉室を
叱咤し牽引するようにして艦に戻ってきた。――失血で気を失いそうになりながらも片手
運転で山本機にすがりつくようにして戻ってきたのだ、葉室機は。……その気力と技術が、
生をつないだともいえる。
(……たいしたやつだぜ)谷は思う。(やっぱり、俺が惚れただけあってさ)

 その谷の怪しいというか、ある種純粋な思いは目下の処、自分だけが知るところである。
頭が良くてシャープで、そして弱い処もある葉室聖。そのメタリックな目――片目は
義眼だから当然なのだが、と残されたキツイ光を持つ瞳や、しなやかな動作。女性と見ま
がうような細い体と、ともすれば工作班をやりこめかねない頭の良さ――冷たい表情。
そんなものすべてが好きだった。
 最初見た時からだ――。
相手が男である。自分も男だ、ということは意識の外にある谷である。
 そうしてヤツの右手が肘から先は義肢で――真田さんと同じ、特殊用途義肢であること
を知った時の歓び。谷はその取り扱い技術者であり真田班長のメンテナンスも担当してい
た。生体科学の知識と技術を持つ者は、科学工学系を中心に組まれている工作班には、さ
ほど多くはないのだ。医療班と工作班の間のような仕事――それが谷の位置づけでもある。
(いつか機会はあるに違いない――告白して、それでもって…)
むふふ、と思っている谷である。

 わりあい能天気といわれる方で、あまり思いつめない性質だ。科学者なんて神経質なこ
とをやっているわりには、大らかなのである。――また、自分がどう思われるか、にあま
り興味がないこともあった。
(ヤマトの工作班の人たちって、ラクだ)と思っている。
 これまで勤めた工場や会社や研究室では、いつも“変わった人”だといわれてきたが。
ヤマトの工作班はそれ自身に個性的な人が多い。
谷から見てさえそう思うのだ。
(ま、それだけ有能な人が多いってことだけど――)
皆が、何らかの特殊技能を持っているか、または天才といわれるほどの知能の持ち主。
さらに運動技能も高い。まぁそれは、班長の方針もあったりもするのだが――。
 谷は夢想から醒め、慌てて自分の必要とされるべく、手術室へ入っていった。

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 ヤマトには何人か義肢や義眼など、機械的に補完された体を持つ者がいる。その最たる
者は技師長であり工場長でもあり、また谷の直属のトップである重鎮・真田志朗だが、そ
のために障害者への平等が図られていた、というわけではない。補強された義体のパーツ
を完璧以上に使いこなしている者――つまり健常体であるだけでなく、様々な理由で地球
人類モンゴロイドの中から選別されたといってもよいヤマトの乗員――それを凌駕しても
優れたものがある者である、という注釈が付く。
 担当技師としてもちろん、葉室の腕と義眼に関する詳細データを谷は持っていたが、そ
の背景その他についてはもちろん知るべくもない。
――だいたいにおいて軍人のエリートをやれるほどの義肢や義眼である。さほど頻繁にメ
ンテナンスの必要なはずもないので、谷が葉室と直接接したのは出航して間もない頃、そ
して太陽系を出て、さまざまな艦内環境が変化した際の、チェックの際だけである。
 それほどまでに葉室はそれを使いこなし、人に知られないまでも意識されないほどに、
BT隊の一員として存在を成していた。

 「葉室さんて、16歳――ということは、訓練学校時代からその手、使ってるんですね」
確認のような言い方で言葉を出すと、「あぁ」と彼はうっすら笑って目を上げた。
「そうだ。3年の時に事故ってね――俺はどうしても航宙機に乗りたかったからさ。まぁ
あることがあって、今に至る、ってわけ」
「あることって?」ふん、と笑って言葉を濁した。――何かの実績、なんだろうか。
だが学生がそこまでの特殊措置を受けられるものだろうか?

 「葉室? あぁ、あいつね。めちゃ優秀だったからな――あの事故んときだろ?」
葉室は訓練学校第四期――つまり古代班長や島航海長、南部さんや相原さんたちと同期だ。
工作班で唯一その期に当たる重藤しげとうに、業務上必要とごまかしを言って聞きだした。
「僕ら専門課程と戦闘なんかは上級になるとほとんど別々だからなぁ…詳しいことはわか
らないんだけど。あいつ実家がなんかエライ筋らしいよ――あぁそれだけじゃないか。
大きな演習が僕ら在学中に三度くらいあったんだけど。……あれは二度目だったかなぁ――
たぶん一番詳しいのは吉岡なんだけど……あいつトラウマなってるみたいだからな。話し
ちゃくれないだろうし」
「トラウマ? 何かあったのか」
こくりと重藤は頷いた。
「……本当のことは同じ班だった吉岡と古代しか知らないさ。だけど何かの事故があって、
2人、大怪我をした――」
「……2人?」あぁ、と重藤は頷いた。
「――1人は九重ここのえっていってね。古代や吉岡と仲良かったな。加藤が頼りにしてたほどの
やつさ……まぁそれもあるんだろうけど。そいつは再起不能って、エリミネートしちまっ
たからな。それがショックだったんだろう、って俺たち言ってたんだけど」
 「葉室は?」
重藤は首を振った。「……よく、わかんねぇ。担ぎ込まれてきてしばらく病棟で暮らしたみ
たいだけどな……しばらく姿が見えなかったと思うと戻ってきて。右手を義肢でつなぐリ
ハビリしてたっていうんだけど――それでもR21、って当時乗ってた訓練機なんだけどさ。
乗りこなしてみせたからな。そのまま普通に卒業して、ヤマト配属ってわけ」
 へぇ。
 じゃぁ、義眼は?
「――そっちは入学前からみたいだぜ? それでも照準機合わせるのに片目で十分、って
言ってるしな。それにたぶん……右目に装填されてるの、軍事兼用の特殊義眼だよ絶対」
射撃手などにはセンサー機能のついた片目を持つ人間もいる、と谷は知っている。実際に
そういうあいてを治療したり扱ったこともあったからだ。だが宇宙に出ていればGPSは
使えないし、どんな機能を持っているのだろう――目は不可侵領域アンタッチャブルで谷の範疇外だった。
 「――それで普通の、、、っていうか古代さんたちに並ぶ成績出してだんだろうなぁ」
「あぁ。ま、さすがに古代や加藤並みってわけにはいかなかったけど――真ん中よりは
ずっと上だったぜ? じゃなきゃヤマトに選ばれるわけないし――だいたい、ここまで生
き残ってないだろうよ……よくわかんねぇけどな」
重藤が言う。「もともと頑張りやだったしな、女みたいなのに。それで、同期ん中でも結構、
評価高いんだぜ? 変人だけど」
「ふぅん…」
どんな複雑な人生を持っているんだろう、と谷はますます葉室に興味を惹かれるのだった。


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= 2 =
 興味を持って眺めてはいても、なかなか班が違うと接触の時間も無い。太陽圏の間は、
この改造戦艦ヤマトとイスカンダル科学の粋を提供された技術の整合性をとるための、ふね
自体の調整に忙しく、ここが良いかと思えばあちらが不具合、こっちがOKならまたあちらに
問題が、というように、艦内中を飛び回る日々。またガミラスの攻撃も激しく、ようやく艦
が軌道に乗ったと思えば毎日のように開いた孔を塞ぎ、壊れた機械を修理し、また機関だ
エネルギー伝導管だ、格納庫だ第三艦橋だと寝る間も惜しまれる。
ついに大槻次官のアイデアで、昼夜兼行工場風の24時間労働シフトが敷かれ、全体は4班に分
けられて常にスクランブルに対応できるようにした。――そうでなければ工作班は全員、
バラン星へたどり着く前に過労で何人か死んでいただろう。

 中でも新型艦載機であるBTの消耗は激しく、また連中も使い勝手が荒い。……いやそ
ういうとBT隊の連中がメカを大事にしないように聞こえるから訂正するが、そうではな
いのだ。仕事が激しすぎるのだ。
単独艦で航行するヤマトには、上陸部隊もなければ護衛艦も付いていない。その一切をブ
ラックタイガーチームが賄い、時には中で艦砲を守らなければならない砲術すら、白兵戦に
出ていった。
――少しでも丈夫に、少しでも長時間の使用に耐えるように……。新素材の補給もまま
ならない中で、BTはよくやっていたと思う。だからどんどんカスタマイズしていくしか
なく、タイガーチームの連中も一緒になって工場に出入りする者もいた。
 いやこれは両極端だ。専門家を全面的に信頼する、という姿勢を取って、整備や掃除は
きちんとするが中のことには手を出さないタイプもいれば、山本や垣内、和気のように
自分でボードまでいじりたがるやつもいる。古代班長も本当はやりたい方らしいが、とて
もそんな時間がないのか、仕方なく山本さんに任せたりなんかもしているらしい。
――ちなみに、コスモ・ゼロは2台が搭載されているが、これに乗るのは古代さんと山本
さんだけだ。
……加藤隊長はもちろんだが、本当は南部さんや島さんも乗れると聞いて驚いた。
森生活班長がつっついていたのはいつだったっけな? 乗れるようになったのかな?



 さてその、山本さんである。

 んっ――くすくすっ。
 ばぁか……もう、心配したぞ。だけどな、良かったな、元気になって。
 えぇ……お蔭さまで。――あなたのお蔭ですよ。
 莫迦いえ――自分の力だろ? しかし惚れ直した……よく、がんばったよな。

 谷が工場から不足資材を取り出すために格納庫の裏にある倉庫へ向かう通路を曲がろう
とすると、その先の角から密やかな話し声が聞こえてきたのだ。
(えっ――あの、声は)
一方は山本明だろう――だが、あんな甘い声は聞いたことがなかった。
誰か――相手は部下か。もちろん、そうだろう。

 谷は山本が若い頃、男女両刀のナンパ師だった、という噂は聞いたことがなかったが、
美麗な姿とその人望や人気から、さぞモテただろうとは想像していた。
工作班の中でも(よく出入りしているので)男女問わず人気があるが、誰にでも優しい
(戦闘員以外には――部下には怖いらしい)わりには尻尾をつかませないとみえて、その
内心は想像の外にある。
 (だが、友納と噂、あったっけな――加藤隊長とは。。。そんな感じじゃないし)
 しかし、もう1人は、誰だ?

 自分も男に恋している身である。
――参考に、と思ったわけでもなかろうが、気になって覗いてみて……後悔した。

 甘い囁きに表情をほころばせ、ふだん見せることのない顔を見せていたのは誰あろう、
葉室 聖だったのである。
腕の中に抱き込まれているようにも見えるが、軽く睦み合っているくらいで、濃厚にラ
ブシーンを展開している、というわけではなさそうだ。
だがその2人の間に通う空気は明らかで――谷は大ショックを受けると同時に、力が抜け
て壁際にへたりこんだ。

 声はきこえなくなったが、空気が伝えてくるものはさらに濃厚で――きっと熱くキス
でもしているのだろう。
 2人とも……そう、だったのか?

 葉室が自分の想いに応えてくれる可能性のあるあいてだとわかったことはよかったが、
ライバルが山本さんじゃぁなぁ……叶うかしらん。
――ここで「2人がデキてるのなら自分が身を引こう」とはまったく思わないのが谷で
ある。むしろ“可能性があるじゃん”と思ったのだから、不思議な男だ。
だが壁の向こうから聞こえてくる雰囲気は少々刺激的で――あ、やばっ。
男同士の濡れ場(実際はそうでもなかったのだが、耳から入ってくる音から想像している
だけで、妄想が暴走しているのだ)など、聞いてるだけで自分がヤバい……恥ずかしい格
好になったらどうしてくれる。
 そろそろと這うようにその場を去り、慌てて逃げ出した谷であった。

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 何度かの検査や調整の時――そのほかに、戦闘に出れば不具合を起こすこともないでは
ない。葉室の方から工場へ来ることもあり、そんな時は、少し話くらいはした。
 自身がそういう体だからか、真田班長ともかなり懇意で、多忙な班長と会えることはめっ
たになかったが、会えば話は弾んでいるようだった。――科学技術の知識も相当にあるの
だろう、それは当然のことだろうけれど。
 真田がいなければ谷とも話をする。
 「楽器が弾きたかったな」そんなことを言ったことがあって「この腕じゃ無理だけどね」
と笑う様子がなんだか胸きゅん、だった。
「子どもの頃、少しギター弾いてた。バンド組んで歌、歌ったりね。でもさ、船乗りか戦
艦乗りになって、甲板で歌うのなんかが夢だぁ、なんて思ってたから。今の方がそれに近い
んだよ」などと言っている。抱きしめたくなって困ったが、無骨な谷の言動では、そんな
心境は伝わってはいないだろう。
 だがよく観察してみると葉室は、さほど口数が多いわけではなく、同期の人間たちとも
ふだんあまり話したりツルんでるわけではなさそうだった。隊で仲の良いのは――時々、
和気や山路といるな。へぇ? 四期生組じゃないのか。

 「山本さんがね」といわれてハッと思った。
そのまま食事でもしようとヤマト食堂に居て、ちょっとドキドキしながらも艦内デートを
楽しんでいた(一方的に谷の主観であるが)ところだ。
「――あの人、楽器上手いんだよ。プロかってほど……知ってた?」
いいや、と微かに首を振る。自慢じゃないけど、歌舞音曲にはとんと縁がない。
「そのうち聴かせてもらえるって……約束したんだ」少し楽しそうに言う。
いったいいつ、約束した? どこで?
……もしかして、腕の中かベッドの中じゃないのか? とは訊けない谷であった。



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背景画像 by「Blue Moon」様

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★TVアニメ『宇宙戦艦ヤマト』をベースにした二次創作(同人)です。
★この御題は、*月の咲く空*様からお借りしています。

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